芳野 正裕 様

力まないのに速くなる!骨ストレッチが変えた自転車人生

痛みなく、楽しく自転車LIFEをおくるための骨ストレッチ

自転車のペダルは回転運動ですが、足は回転運動をうまくできるようにはできていないそうです。

つまり、ペダルを地面にむかって踏んでもペダルが真下にあればいくら踏み込んでも自転車は前に進まない。

きれいにペダルを回すのは意外と難しい。

競輪選手の太ももが非常に大きいので、自転車のペダルを踏むのは大腿四頭筋と思われがちですが、
実は競輪という競技のためであり、私達の自転車とは大きく違います。

骨ストレッチを学んで、筋肉より骨を意識すると、ペダルが自然に回るようになり、
力むことなく回せるように思います。

まず、手首肩甲骨で肩甲骨をゆるめハンドルに手をかけて前傾になってみます。

肩は解放されていて、重心の意識を鎖骨→肩甲骨→胸骨、胸椎→腰椎→仙骨の順にパワーをつたえます。

そこから大転子(大腿骨)脛骨、足首にむかってじわーっと体重を乗せるとペダルにパワーが伝わり、
ペダルの12時(真上)から3時(ペダルが水平になるところ)まで流れるように、、
おそらく後ろから見ると上半身を揺らし、體全体の体重を無理なくペダルに乗せている感じ。

本人は無理に頑張っていないのに時速30キロはでているって感じです。

これにはマグロの中落ちであばらをゆるめ、鎖骨ひねりも効果的でした。

また骨ストレッチで学んだ「手のひら返し」をしてからハンドルに手を乗せていると、
少し手首を掌屈させた形でハンドルを握るようになってきます。

実は、憧れる元プロロードレーサーの吉田隼人氏がトライアスロン選手のコーチをしているとき
練習用のロードレーサーのハンドルの握り方がその握り方と同じでした。

ハンドルをそのまま真っ直ぐに握ると、肘が左右に開き、脇が空いてしまい、
肩が自由に動かなくなってしまいます。

脇を締めるのではなく手首が掌屈するようににぎるだけで自然と(力まず)脇がしまり、
肩が自由に動かせます。

それだけではなく、脇が締まっているので「前面投影面積」も小さくなり
空気抵抗にも有利なフォームを作れます。

もうひとつ、骨ストレッチで「胸鎖関節を親指小指で押さえ、眉間を押さえて上を向く」をおこなうと、
舌の動きだけでなく呼吸がしやすくなります。

自転車レースなどで目一杯呼吸をおこないたい時やヒルクライムの時に呼吸がしやすく、
パワーを持続しやすくなります。

また、自転車の乗車姿勢は極端な前かがみなので、
どうしても首の痛みを感じてしまうことが多いのですが、
この骨ストレッチをすると、首の痛みも改善します。

元日本チャンピオンに伝えさせてもらったら、
気に入っていただき、普段の練習にも使って頂いています。

忘れてはならないのが、自転車競技は機材スポーツです。
自転車のポジションが非常に重要です。

ポジションは體の大きさ、手足の長さ、筋肉量や柔軟性、そして自転車競技のスキルなど、
様々な要素によって一人ひとり違ってきます。

ポジションを測定してくれるお店もたくさんあると思いますが、
idmatchというシステムも大変優れていて、自分専用のサドル位置やハンドル位置を教えてくれます。

その位置を自分の自転車にミリ単位で調整してもらうと、パワーを無駄なく伝え、痛みもなく、
長時間走ることができ、疲れも残らなくなるようになると思います。

またパワーも上がってきて更に速く走れるようになります。

その正しいポジションと骨ストレッチを組み合わせれば、
いつまでも楽しく自分を成長させてくれる自転車LIFEを送ってもらえると思います。

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